設立趣旨書

設立趣旨書

当会議は、実践、実務に役立つ学術研究を振興するために設立致します。勿論、基礎研究も重要ですが、ややもすると実践現場、実務が低く見られ実践や実務とかけ離れた理論研究が優れた研究とされて、実践学術研究はアカデミックでないと差別されることすらあります。しかし、学問、学術は何のために存在し、何のために研究を重ねるのかを再確認すれば当然に結論は導き出されます。それは、目的と手段の関係と考えます。学問は手段であり、実践現場と実務は学術研究の目的の一つなのです。実践現場に役立たない、実務に役立たない研究は遊びでしかありません。基礎理論研究も、延いては実務に役立つ研究のための基礎理論研究でなければなりません。別の表現をすれば理論と実践は両輪の如く重要なのです。理論も実践もどちらも重要で、理論の無い実践は体系的に崩れ、実践の無い理論は空虚です。
また、どのような組織、団体も第三者による外部監査が必要と考え、実践学術研究と併せて公認外部監査人制度を推進し、適正な組織、団体の運営を支援いたします。

旧態依然の大きな壁が立ちはだかる中で、私たちは、このような至極当然な道理に基づき当会議を設立し、多くの実務団体、学術団体の参加を広く求めたいと考えます。月日が経ち、この会議の存在が当たり前と言われる日の来ることを願うものです。

令和3年5月5日

一般社団法人日本実践学術総合会議 発起団体代表

一般社団法人日本臨床医学情報系連合学会

一般社団法人日本経営学会連合

一般財団法人東京経済人同友会

 

Comprehensive Conference on Practice and Theory of Japan

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